あさのは 〜ricoの徒然日記〜

仕事。子育て。日々思うことを覚え書き。

仕事に戻るときの姿勢として

産休・育休で仕事から離れて7ヶ月半。
完全に家事と育児しかしてない私。Facebookに日々流れてくる教員の方々の研修会や実践、学びの報告に、すごくジェラシーというか、焦りを感じていた。
置いてきぼりになってる気がして。
 
頭では「育児だって大きな学び!」と思ってはいるものの、「私が休んでる間にみんなどんどん前に進んでく…」っていう不安がむくむく。
 
でも最近、教師としての自分と程良い距離間が出てきた。だから、自分を徹底的に振り返ってみた。
 
私はそもそも何で教員になったんだっけ?
日本の教育が好きになれなかった。一斉授業での画一化が。だから、学校を作りたいって思った。
 
そんなとき出会ったゴリさんとカイさん。
「中から学校教育を変えようと思ってる」の言葉に衝撃を受けた。中からなんてそんな発想なかった!
 
その後、楽学に参加する中でいろんなことを知った。片っ端からやってみるもうまくいかない。
ゴリさんに相談したら、
「年齢が解決してくれることもある」って言われた。それ今言われてもムリじゃん!って思った。けど、10年やってみて分かるところがあるものの、もう少し先にかな…とも思っていた。
 
カイさんに相談したら、
「覚悟が足りない」って言われた。それから、子どもにもっと任せようと意識するようになった。クラスで何が起こっても動じないぞ!と。
 
でも、今改めて思う。
周りからの評価を気にする私は、本気で実践してなかった。
すでにある学校教育との妥協点をどこか探して、怒られない程度にしかやってなかった。
だから、うまくいかないし、何年やってもアウトプットできるほどにならない。
 
ゴリさんが言った「年齢が解決する」っていうのも、ちゃんと本気を積み重ねなきゃ解決するわけない。
カイさんが言った「覚悟」って、もっと奥深くのところだったんだ。
 
学校つくるって息巻いてたのに、結局イヤだと思っていた日本の教育にすり寄っていた。
変えるなら、もっと本気でやらないと。
最初は変な人だと思われても、管理職に眉をひそめられても、自分のスジが通っていることに自信を持って、話し合おう。
本気でやれば、わかってくれる人も出てくる。